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AIの導入支援、業務のDX、情報システムの支援、受託開発——外から見ると、どれも「IT系の会社」でひとくくりになります。ところが中身はまるで違います。
当社がお作りしてきたお客様を並べても、社内の情シスを丸ごと引き受ける会社、バックオフィスの業務を作り替える会社、AIの研修をする会社、開発の現場に人を出す会社と、はっきり別の商売でした。それでも発注する側からは、同じに見えています。
このページでは、IT・AI・DX支援の会社がサイトに何を載せるべきか、守秘義務で事例を出せないときにどう見せるか、費用はどう考えるかをまとめました。実在するこの業種のサイトを実際に開いて構造を調べ、当社が同じ領域のお客様のサイトをお作りする中で相談されたことを合わせています。
実際にお作りするサイトの仕上がりは、サンプルでご確認いただけます。中小企業向けにAI導入・業務自動化を支援する会社を想定した構成で、トップページから会社案内まで一通りご覧いただけます。
※こちらは制作サンプルです。実在の企業ではありません。

「DX支援」「AIソリューション」「業務改善コンサルティング」——どれも間違ってはいませんが、これだけでは相手に像が結びません。読んだ人は「で、うちの何をしてくれるのか」が分からないまま離れます。
この業種は、扱う技術が同じでも、やっていることが会社ごとに違います。診断だけをする会社、作るところまでやる会社、人を出す会社、教える会社。技術名ではなく、自分がどこを引き受けるのかを先に言う必要があります。
サイトは、その一行を置いておける場所です。
工事なら現場を見れば分かります。商品なら手に取れます。この業種にはそれがありません。
依頼する側の多くは、AIやシステムの専門家ではない経営者や、社内の担当者です。技術の中身を評価することはできません。その代わりに、書いてあることを読んで判断します。どんな順番で進めるのか、どこまで付き合ってくれるのか、話が通じそうか。
つまり、技術力そのものではなく、技術の説明のしかたが判断材料になります。
この業種で人が採れるかどうかは、事業の伸びに直結します。
実在するこの領域の会社のサイトを調べたところ、7つのうち6つが採用の入口を持っていました。一方、当社がお作りしたお客様のサイトでは、9社のうち4社でした。大きい会社ほど、サイトを採用の窓口として使っています。
応募を考えた人は、まず会社名で検索します。どんな案件をやっているのか、何人でやっているのか、どんな考えの会社なのか。それが分からなければ、応募までは進みません。
依頼する側が最初に気にするのは、金額よりも「相手にしてもらえるか」です。
大手向けの実績ばかりが並んでいると、中小企業の担当者は問い合わせをためらいます。逆に、対応できる規模や体制がはっきり書いてあれば、その時点で判断がつきます。
体制と人数は、隠すより出したほうが問い合わせにつながります。少人数であること自体は弱みではありません。誰が動くのかが分かるほうが、任せる側は安心します。

ここからは、実際にご相談の中でよくいただく内容です。
この業種でいちばん多いご相談です。実績はある。けれど顧客名は出せないし、システムの中身も見せられない。結果として、実績の欄が空のままになります。
社名を出さずに書ける形にします。業種・規模・課題・やったこと・結果の5つで足ります
顧客名がなくても事例は成立します。「製造業/従業員300〜1,000名/目視検査の負荷が高く判定基準がぶれていた/検査画像を学習させて判定を補助する仕組みをライン端末に組み込んだ」——ここまで書ければ、読む人は自分の会社に置き換えて考えられます。実在する大手のサイトを見ても、事例の見出しは社名ではありません。「◯◯の構築に技術提供」「◯◯業務の効率化」といった、やったことの名前が並んでいます。顧客名は主役ではないということです。サンプルサイトでは、この形で事例を3件置いています。冒頭に「守秘義務のため社名は伏せています」と一行添えてあります。断ってから出せば、匿名であること自体は不信につながりません。
「30%削減」と書きたいが、条件によって変わるし、顧客に確認も取れていない。そんなご相談もよくいただきます。
数字を約束せず、起きたことだけを書きます
「作業時間が30%減ります」と書くと、それは約束になります。同じ内容でも「同社では、対応時間の短縮につながっています」と書けば、起きた事実の報告になります。読む側に伝わる情報量はほとんど変わりません。裏の取れない数字は書かない。これは慎重すぎるのではなく、後で揉めない書き方です。
社内では当たり前の言葉が、相手には通じない。かといって噛み砕きすぎると、技術力が低く見えるのではないか。この兼ね合いで止まる方が多いです。
見出しは相手の言葉で、本文で技術の言葉に置き換えます
読むのは、多くの場合その分野の専門家ではありません。見出しに「RPAによる定型業務の自動化」と置くより、「毎日の入力作業を、人がやらなくていい形にする」と置くほうが届きます。そのうえで本文に「RPAを使います」と書けば、分かる人には分かり、分からない人も置いていかれません。順番の問題であって、どちらかを捨てる話ではありません。
同じ会社が複数を手がけていると、読む側は区別がつきません。人を出してほしいのか、作ってほしいのか、相談に乗ってほしいのか——依頼する側の目的はそれぞれ違います。
サービスを「領域」ではなく「引き受け方」で分けます
技術の分類(AI・クラウド・アプリ)で並べても、読む側は自分がどれに当たるか分かりません。「診断だけ」「作って納める」「人を出す」「教える・定着させる」のように、どこまで引き受けるかで分けると、自分の相談先が見つかります。サンプルサイトでは、業務診断・試作と実装・定着と内製化支援の3つに分けています。合わせて、相談から実装までの進め方を4段階で示しています。
事例が出せない以上、他に何かで信用を作る必要がある。そう考えて、けれど何を書けばいいか決まらない——という状態です。
記事を置ける場所を、同じサイトの中に作ります
実在するこの領域の会社を調べると、7つのうち6つが、コラムや技術ブログといった発信の場所を持っていました。事例が出しづらい業種だからこそ、そこで信用を作っているということです。しかもこの分野は、書ける題材が多いという利点があります。新しい道具が次々出てきて、導入を考えている人はその都度調べます。「何ができて何ができないのか」「どこから手を付けるのか」「失敗しやすい点はどこか」——普段の仕事で答えていることが、そのまま記事になります。詳しくは、あとの章で触れます。

前章の相談を踏まえて、載せるべき内容を整理します。
技術名ではなく、自分がどこを引き受けるのかを一行で。最初の一画面に置きます。ここが決まると、以降のページが全部そこに揃います。
診断だけ・作って納める・人を出す・教えて定着させる。技術の分類ではなく、どこまでやるかで分けます。
相談から納品・定着までを段階で示します。無形のサービスは、工程が見えるだけで不安がかなり減ります。
業種・規模・課題・やったこと・結果。社名は伏せる旨を一行添えます。3件あれば形になります。
何人でやっているか、誰が担当につくか。少人数であることは弱みではありません。分かることのほうが価値があります。
エンジニアを募集しているなら、独立した区画を作ります。案件の内容と働き方が書ける場所になります。

前章のコンテンツを、実際にどうページへ配置するか。この業種であれば、次の6ページがあれば足ります。ページ数を増やすより、この6枚をきちんと作るほうが効きます。
| ページ | 扱い |
|---|---|
| トップ | 立ち位置の一行。サービス・進め方・事例の入口をまとめる |
| サービス | 引き受け方で分けて並べる。進め方の段階もここに置ける |
| 会社案内 | 体制・人数・沿革。考え方を書く場所にもなる |
| お知らせ | 事例の追加、セミナー、リリース。更新が続く場所 |
| お問い合わせ | フォームを設置する。「課題がまとまっていなくても」の一言を添える |
| プライバシーポリシー | フォームを置くために必要 |
事例は、トップページの中に一覧の区画を作る形が扱いやすいです。件数が増えたら独立した1ページにすればよいでしょう。
採用の情報は、会社案内のページの中に一区画として作れます。募集職種が多い場合や、働く環境を詳しく見せたい場合だけ、独立した1ページにします。
一方で、この業種では扱いを決めておいたほうがいいものもあります。
前章の最後で触れた話です。ここは、この業種でとくに効く部分なので少し詳しく書きます。
事例が出せない業種は、書けるもので信用を作るしかありません。実在するこの領域の会社を調べると、7つのうち6つがコラムや技術ブログを持っていました。名前はコラム、ブログ、技術ブログ、インサイトとさまざまですが、役割は同じです。
そしてこの分野は、書ける題材に困りません。新しい道具が次々に出てきて、導入を考える人はその都度調べます。「何ができて何ができないのか」「どこから手を付けるのか」「よくある失敗はどこか」——日々の仕事で口頭で答えていることが、そのまま記事になります。調べている人がいる、というのがこの分野の強みです。
置き場所には、ひとつだけ気をつける点があります。別のサイトを新しく立てるのではなく、同じサイトの中に置くこと。別の場所に作ると、そこで集めた評価が本体のサイトに戻ってきません。読んだ人がそのままサービスの説明や問い合わせへ進めるという点でも、同じサイトの中にあるほうが自然です。
ただし、順番があります。まず6ページを整えて、問い合わせを受けられる状態にする。記事はそのあとです。受け皿がないまま記事だけ増やしても、読んだ人の行き先がありません。
記事を置く仕組みは標準の6ページには含まれないため、必要になった段階で別途お見積りいたします。書く手間も続けて発生します。それでも、事例を出せないこの業種では、いちばん現実的な積み上げ方だと考えています。

はじめにお伝えしておくと、ホームページの費用は幅が非常に大きく、「相場」を一つの数字で言えるものではありません。同じ6ページのサイトでも、どこまで作り込むかで金額は何倍にも変わります。
比べるときは、金額だけでなく何にお金がかかっているかを見るのが確実です。
この業種は、他の業種と事情が違います。自分たちで作れてしまいます。
かかるのは、サーバーとドメインの費用(年間で1万円前後が目安)か、サイト作成ツールの月額です。サービスによって幅がありますが、月額数百円から1万円台前半までの価格帯が中心です(2026年8月時点)。技術のある会社なら、外注せずに立てられます。
問題は、それが後回しになることです。当社にご相談いただく段階で「作ろうと思って何年も経っている」というお話をよく伺います。理由はいつも同じで、顧客の案件が優先されるからです。自社のサイトは締切がありません。
作れることと、作り終わることは別です。ここは正直に見積もったほうがよい部分です。
制作会社に依頼する場合、金額はページ数と作り込みの度合いでほぼ決まります。
要件を整理し、構成を設計し、デザインを起こし、実装して、テストする——この工程がそのまま費用になります。オリジナルデザインで一から起こす場合、数十万円からというのが一般的な水準で、規模や要件によっては百万円を超えることもあります。
高いから悪い、ということではありません。大量のページを持つサイトや、独自の仕組みが必要なサイトには、それだけの設計が要ります。問題は、名刺代わりの6ページのサイトにその工程が必要かどうかです。
近年は、あらかじめ用意した雛形をもとに制作することで、費用を抑えるサービスが増えています。
当社の場合は55,000円(税込・一式)で標準6ページ、月額費用はいただきません。別途かかるのは、サーバー・ドメインの利用料(年間で1万円前後が目安・各業者へ直接)だけです。
注意すべきは、格安をうたっていても月額の保守料がかかるケースです。初期費用が安く見えても、月額5,000円で5年使えば30万円になります。初期費用と月額を合わせて、数年ぶんで比べてください。

この業種で最初に確認すべき点です。
「実績の写真をください」「導入企業のロゴを並べましょう」と言ってくる制作会社は、この業種の事情を分かっていません。守秘義務があって出せない、という前提から始められるかどうか。
確認のしかたは簡単です。「顧客名を出せないのですが」と最初に伝えてみてください。そこで代わりの見せ方が出てくるか、黙ってしまうかで分かります。
この業種の依頼はパソコンから来ることが多い一方、採用の応募を考えている人はスマートフォンで見ます。
パソコンで整って見えても、スマートフォンで表が崩れる、図が読めない、採用の情報にたどり着けない——こうなると、その場で離れます。標準で対応しているか、追加費用が要るのかを、見積もりの段階で確認してください。
初期費用が安くても、月額の保守料が続けば総額は膨らみます。逆に月額に見合った運用をしてもらえるなら、それは妥当な費用です。
確認すべきなのは金額の大小ではなく、その月額で何をしてもらえるかです。更新作業が含まれるのか、障害対応だけなのか。契約前に書面で確認してください。
IT・AI・DX支援会社のホームページ制作
55,000円(税込・一式)
月額費用・保守料 0円あらかじめ用意した雛形に、お客様の情報を流し込む形で制作しているためです。デザインと構造は作り込み済みなので、案件ごとに一から設計する必要がありません。その分の工程を省いて、必要十分なサイトを短期間でご提供しています。
もうひとつ、制作の工程でAIを使っています。構成の検討、文章の下書き、公開前の点検などです。すべてを任せているわけではなく、何を載せるかの判断と最終的な確認は人がやっています。雛形とあわせて、この価格を成り立たせている理由のひとつです。
制作着手から公開までは1〜2週間が目安です。文章は、ヒアリングシートにご記入いただいた内容をもとに当社が整えます。制作前には必ず30分ほどお電話でお話しし、ご希望と掲載内容を確認してから着手します。メールだけで進んで、思っていたものと違うものが届く——という失敗を防ぐためです。
55,000円に含まれるもの
含まれないもの(別途お見積り)
社名は伏せてご紹介します。
情報システムを丸ごと引き受ける会社
ITコーディネート/情報システム支援/セキュリティ対策
社内に情シスを持たない会社の窓口を、専任の担当者として引き受ける会社でした。「何でも相談できる」ことが強みである一方、それは何をする会社か伝わりにくいということでもあります。技術を並べず、担当者が付くという一点を最初に置く構成にしています。
バックオフィスの業務を作り替える会社
人事給与の業務改革/自動化・見える化/導入支援
大手向けパッケージの導入支援から、自動化・見える化までを手がける会社でした。扱う道具の名前が多くなりがちなため、道具ではなく「どの業務が、どう変わるか」で並べています。
AIの研修と活用を支援する会社
研修・スクール/DX推進支援
指導してきた社数と人数が具体的に語れる会社でした。この業種では珍しく数字で示せる強みなので、それを前に出す構成にしています。
開発の現場を支える会社
受託開発/常駐支援/内製化支援
作って納めるだけでなく、顧客が自分たちで回せる状態にするところまで手がける会社でした。受託と常駐と内製化支援は依頼側から見ると区別がつきにくいため、引き受け方で分けて並べています。
業務効率化のソフトウェアを開発する会社
ソフトウェア開発・販売/企画から運用まで
企画から開発、運用サポートまで一貫して対応できることが強みでした。一貫という言葉だけでは伝わらないため、工程を段階で見せる構成にしています。
まずは無料相談!お見積りやご質問はお気軽に
ご依頼を決めていない段階でも構いません。「何から始めればいいか分からない」というご相談も歓迎です。
ご相談・お見積りは無料。土日祝日を含め、翌日までにご返信します。
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